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凌霄花
書名 凌霄花
著者 伊吹龍彦
価格¥600
出版社 明窓出版
出版・公開日 2012/05/20
容量・ページ数 320ページ
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【解説】

テレビの絶頂期1990年代初頭に放送業界に身を置き、膨大なレギュラーと特番を抱えながら、東京、大阪など主要都市の放送局を走り回っていた筆者が、1200年の歴史と伝統を誇る京都の独立局での番組制作中にイメージしたと言う設定で、テレビと言うものを通して、世情の愚かさと共に、テレビのシステムに人間と世界との関わりの仕方を学んで行く。とは言え、テレビ絶頂期はバブル絶頂期であったが、やがてバブル崩壊がやってくるように、放送もまたITの発達で衰退をしていく。絶頂期に近づく崩壊の匂いを嗅ぎ取りながら、バブルに有頂天になる社会に警告を発し、21世紀に向けて何をどうすべきかを考える。そんな中で取材先の尼僧を尼僧院から脱出させるが、彼女の社会化と共に、人間の進化とは、宗教とは、生き方とは、そして愛とは何であり、どう生きるべきかを考えながら愛を育んで行く。テレビは未来が映る覗機関(のぞきからくり)で、社会の紊乱を予見。