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万華鏡
書名 万華鏡
著者 伊吹龍彦
価格¥800
出版社 明窓出版
出版・公開日 2012/03/02
容量・ページ数 XMDF形式・308.35KB
130ページ
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【解説】

臨死体験は、原発性アミロイドーシスという絶望的難病で臨終を迎えつつ体験した。その病が原因で人工透析を受けることになって12年。人工透析により血管内壁にカルシウム状の物質が沈着して心臓冠動脈三本が駄目になり、足から取った血管で心臓のバイパス手術を受けた。15時間に及ぶ大手術だったが、手術の一か月前から全身を隈なく検査された。検査機器の発達で、映像とデータと想像力を駆使すれば、自分の内部を解剖図のように見ることができた。そしてその後の15時間の麻酔での意識喪失の体験と重ね合わせると、人間存在のメカニズムがいかなるものかを知る機会となった。心臓を休みなく動かせているのは、体内のどの部分かは今なお医学では証明できないように、私たちは命と言う「情報」と「エネルギー」を創造主、あるいはサムシンググレイトと言う全存在に共通の場から得ているのではないか。それを臨死体験ではなく臨生体験とでも言える体験で知った。

【目次】

手袋を裏返して
優しい手
入れ子人形
ボロボロの衣服
秋刀魚の開き
万華鏡