愛の世界が、突然に!
愛の世界が突然に。
しかも見返りを求めず、
私利私欲でない純粋な愛で一杯になった。
原発も刃傷沙汰も自爆テロも、
まるで別世界の狂気のように、
ただ命を創造し、育む「神」の世界、「愛」の世界が出現。
最初、子猫と私たちと、
やがて子猫と訪ねて来てくれた人々と、
そして訪ねて来てくれた人々と私たちに愛の絆が広がっています。
小さな存在が愛の世界を広げてくれています。
手のひらにのる小さな存在で、教えてくれることは地球の大きさかも。
事の始まりは昨冬。
寒い日に、夫婦と子猫を一人連れた猫が現れ、玄関前で餌をねだってきた。
餌をあげて、馴らして、そして手術をして家で飼ってあげるというやり方のために、近所からも苦情はない。目下、そのやり方で二匹の猫が一緒に生きている。
で、「黄粉」と名付けた母親のおなかがみるみる大きくなり、春先に、裏庭の向こうで取り壊しを待つアパートで出産したようだった。一、二度鳴き声を聞いただけで、姿は見たことがなかった。
ある早朝、二匹を連れて母親がやってきたが、異常に警戒して、見ればすぐに子供を隠してしまった。ところが、大事に育てていた親が急にいなくなった。子離れの時期ではないから、事故に遭ったか、殺されたか、保健所に連れていかれたのか、姿を消した。すると、鳴かないで逃げ回りながらも、どうやら裏の空き地で飢えていた。そこで出入りしそうな場所に餌を上げて三日。ところが、烏に襲われ、他の猫に餌を奪われ、満足に食べられないようで、大きなケージを作ってそこで安全に生きられるようにした。
そして三日。中に入れてあげた段ボールに二匹が抱き合って眠っていたから、急いで施錠して捕獲。家中でおびえる二匹に精一杯話しかけながら餌をあげて三日。逃げ回っていて、「フ―」と反抗していた子猫も実に優しくなり、毛並み同様にハートもふわふわになった。
男の子と女の子で、「若」「姫」と呼んではみているが区別がつかない。
トイレもしつけでき、すくすく成長中。
もしも、もしも、あなたも愛のきずなを広げてあげようと思われたら、メールでご一報を。
メールは、ibuki@lovelove.zaq.jpです。
拙著『吾輩も猫である』もご笑覧を。
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