腹を向けて寝るミルク自慢したいとは思わないが、日本列島で最も猛烈な暑さを体験している都市のひとつが京都である。連日体温越えである。夜になっても、我が猫さまはこの有様。女性なので、いかにもはしたないと言ってはみたものの、この凄まじい暑さの中、面倒なことをしでかし続ける人間はいつになったらわかるのですか、と同情された気分。

68回目の夏が来ても、しかも8月6日と9日がやってきても、それでも原発は稼働している。人間って、とんでもない愚かな動物だと思える。もちろん、地球上で共生する動物のつまはじきものでしかない。

「原爆を落とした唯一の国と被爆した唯一の国は、核廃絶について特別な位置を占める」とルース駐米大使が言っても、空々しい。

首相の祖父岸信介が『岸信介回顧録』では、「原子力開発は将来の日本が核武装するという選択肢を増やすためだ」と言い、東電から献金を受け、娘が東電に勤めるあほ顔の政府の幹部が、「日本以外のすべての国では、原子力政策と核政策はセットになっている」「原発を無くすべきということを目標とするやり方には賛成していない」「作ろうと思えば、いつでも作れると、一年以内に作れると、それはひとつの抑止力ではあるのでしょう」と言う。

「過ちは 繰返しませぬから」と「広島平和都市記念碑」の「原爆死没者慰霊碑」と呼ばれる石碑の前面に刻まれた言葉が虚しく、過ちを繰り返している現在、被爆者にどのように詫びられるというのか?そしてやがて大量に発生する被曝者にも。

「漁にでたら怒られちゃうでしょう」「漁が解禁になって・・・」と地元漁師が言っていたのは、9日『スーパーニュースアンカー』の『希望の新味カツオ』と言う特集でのこと。その特集の兄弟は、宮城沖の回遊魚で出荷制限のかからないカツオで新しい商品を作ったのだ。そして、特集のまとめのナレーションは、「福島の海や港にかつての活気が戻る日は、すぐにはこないでしょう。そんな今だからこそ、金城さん兄弟はこのカツオを全国の人に食べてほしいと願っています」

何か違うような気がしてならない。前々日の7日、発表したところが東大なのですぐには信用できないとしても、「東京電力福島第一原発周辺の海底を調査したところ、くぼんだ所や河口付近で高濃度の放射性セシウム137が検出された」と発表された。

「福島の海や港にかつての活気が戻る日」は、確かに「すぐにはこない」に違いない。セシウム137の半減期が30年だから、60年ぐらい待てばいいのだろう。原爆が落とされてからちょうど今年が68年目だから、このぐらい待てばいいのだろう。

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