再び三度、この『連載前に』をアップしておいて、明日からでも連載を始めます。
新聞連載小説と言うものがある。あまり読んだことが無い。Career Gardenと言うホームページの『小説家の仕事』と言う項目に、『新聞連載の小説家に必要な条件』が書かれている。
「どのよう小説家が新聞の連載小説の依頼が来るのか」と言う条件に、私はことごとく反している。「もちろん売れている。人気がある。と言う一定評価も大事ですが、それは重要なポイントではありません」とあるから、売れてもいないし、人気などあるはずがない小説家としては、ひとまず安心。売れてなくても、人気が無くても新聞連載小説は書ける。では・・・
「重要なポイントは以下です」として、
1.長編小説を書くことができる
2.社会的視点から見ても優れた小説であり、偏った批判などをしない作品
3.万人が読んで共通して面白い、いい小説、続きを読みたくなると思わせる作品
だそうだ。完全に条件を満たすのは、長編小説の部分だけだが、それもわからない。偏った批判などをしないのは到底無理で、どちらかと言えば、世間が認めている一切に批判するかもしれない。
となると新聞連載小説などまるで無理だが、伝達メディアでも違う種類のネットのブログで連載すればどうなるのだろうか。しかも書き手は、ないないづくしの小説家の書くものだが。
ないないづくしは、売れない、知られていない、人気があるかどうか知らないと言うような書き手の状況だけでなく、書き物もないないづくしである。
- 何のテーマで始まってしまったか知らない=テーマがない。
- 前もって構成があったり、全体的な見通しがあるわけではない。
- それどころか今日書いたものが明日どう展開するのか書き手は知らない。
そんなないないづくしの中で、300枚ほど書きあがった分だけをブログで連載しようと言う試みである。そんなもの読めるか、とおっしゃる方は、今後のブログの連載と書かれている記事は飛ばしてほしい。
全托放任自然農法に似て、全托自動筆写とでも呼ぶべき書き方で書いていて、責任は筆者個人では取れない。何をどうさせていただくのか、生きさせていただいている人間にはわからない。降ってくる情報の単なる憑代(よりしろ)だと思ってもらいたい。
そんな無責任な書き手からのお願いは一つ。縦書きにして読んでもらいたい、ということです。こちらで縦書きになりました。
では、連載第一回を次のブログで。
写真は伊吹に成り代わってご挨拶を、ちょっと太り気味の菫から。
また、全托放任自然農法=神にお任せずぼら農業で、苗を植えた。都合と事情があって、庭が秋には無くなってしまうので、この場では最後になるかも。その苗の発育状態も正直に掲載。理由は、無農薬、無肥料どころか、土作りなど全くせず、長年庭であったところにただ植えただけで、本当にできるかどうかを見てもらうためである。
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