「経済さえ発展すれば、幸せになれる」と言う嘘は、歴史上最も長く、また最も組織的に作られた嘘で、一部の強欲人間の思うままに操られている政治家は言うまでもなく、そのお零れにもあずかれないにもかかわらず、「お上」の言うことは正しいと、経済発展こそが、と信じている貧民たちの愚かさは悲しく、腹立たしい。

「原子力発電(原子炉建設)の真の狙いは、エネルギー需要に対処するというよりは、むしろ日本が核技術を有すること自体、すなわちその気になれば核兵器を作り出しうるという意味で核兵器の潜在的保有国に日本をすることに置かれていた」ことが明白にもかかわらず、経済界、政界、学者、評論家、マスコミなど原発が経済発展に必要と言う連中の脳には想像力と言うものが無くなってしまったのだろう。経済発展→原発の爆発→放射能汚染→被曝症、避難などによる生活破壊、命の喪失→幸せはどこに。

この単純な想像力さえ失せているが、今朝の朝日新聞は、経済発展が生活を破壊するどころか、命さえ脅かし、奪うことが報告されている。

公害先進国から被曝先進国になった日本が、やがてアジアを覆うだろう放射能汚染を止めるためにも、「経済発展が人間を幸せにすると言う嘘」を止めないと。

『朝日新聞』20130324から要約

大気汚染、アジア覆う インド世界最悪、PM2.5は高濃度

中国で問題となっている微小粒子状物質「PM2・5」などによる大気汚染は、アジアや中東、アフリカといった地域の国々でも深刻な状況にある。経済優先で排ガス対策が後回しになりがちな国が多く、対策が急がれている。
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政府の2008年の調査では、肺の機能が不十分とされた子どもの割合は43・5%で、地方の25・7%を大きく上回る。同病院の呼吸器科医は「子どもの呼吸器疾患は増えており、汚染が要因の一つであることは間違いない」と説明する。
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急成長を遂げたインドは、米イエール大などによる世界132カ国に対する昨年の大気汚染調査で中国(128位)を下回って最下位。デリー準州当局によると、PM2・5は昨年の平均値は143マイクログラム。国の基準値の2・4倍だ。

■「4460人が死亡」 イランで報道
保健省のアガジャニ顧問は1月、国営テレビで「呼吸器疾患で病院を訪れる人が30%増えた」と語った。昨年度は大気汚染が引き金となって4460人が死亡したという。
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政府は、汚染がひどい日を休日とし、マイカー使用の自粛を呼びかけているが焼け石に水。昨年3月に欧州並みの排ガス規制導入を閣議決定したが、金融制裁で自動車産業は大きな打撃を受け、業界関係者は「メーカーに新規制に対処できる余裕はない」と話す。

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